harp kit
 musicmaker's kits という会社からの取り寄せです。ここではいろいろな弦楽器がキットとして販売されています。
 合板を使ったキットの割には価格が高めでしたが、秋のセールで材のグレードが低いものが安く販売されていたので試しに購入してみました。
送料が高かったです。
 マニュアルと材料一式ついていますが、プランは別売りです。まあなくてもこれを見ながら製作していけば出来るようになっています。
 製作そのものはそれほど大変ではありませんでしたが、あまりふれたことのない楽器を作るので、いろいろと失敗も経験しました。楽器作りは出来上がりをイメージして作ることが大切です。
 ウォルナットの合板です、ほとんど加工済みでしたが、合板を入れる溝がきつく、かなり修正する必要がありました。
 これらもすべて合板です。穴開けは糸鋸で行います。糸鋸は懐の深いものでないと一気に開けることは難しいです。
ギター作りで活躍するクランプ類は役に立ちます。
接着はもちろんタイトボンドです。
 音響板の裏に補強材を接着し、弦の穴開けをします。
 箱が出来ればチューニングピンとガイドピンを打ちます。
 ネックピラーというのでしょうか曲線の美しいネックを下からネジ止めして、だいたい完成です。
 とりあえず、弦を張って音を合わせているところです。ハープの中でも小型のものですが、なかなかの音色です。
 音合わせは大変で、26本あり、低音部の弦から合わせていきますが、弦が切れないか冷や冷やしながらの調弦です。
おなかの膨らみがわかりますか。製作者に似てきました。弦の張力が強いのか、作り方が悪いのか、あるいはこういうものでしょうか・・・